ミヤマキタアザミ(深山北薊)

Saussurea franchetii


ミヤマキタアザミ

  • 科名・属名 : キク科 トウヒレン属

  • 特徴 :
     草丈50〜70cmの多年草。
     茎は直立し、上部で2〜4回分枝し、葉柄から流れる幅0.5cm以下の狭い翼があり、上部に褐色の軟毛がある。
     根出葉は花時には枯れ、下部の茎葉は心形〜三角状卵形で、長さ8〜13cm、幅6〜11cm。先は尾状に尖り、基部は浅い心形〜心形。質は草質、表面に軟毛がある。葉柄は長さ13〜20cm、翼はない。
     頭花は枝先や茎頂に散房状に5〜8個が密集してつき、白淡紫色で、径1.5〜1.7cm。頭花の柄は長さ2〜5mm、または無柄。複花序の基部には長さ3cmを越える苞葉がある。総苞は鐘形〜筒形、、暗紫褐色で、長さ1.1〜1.3cm、径0.8〜1.4cm。総苞片は6列、外片は広卵形、長さ約3mm、先端は短く尾状に伸び、斜上〜短く緩やかに反曲し、白いクモ毛がある。
     果実(痩果)は長さ4.5〜5.5mm。冠毛は2列、内輪は長さ約9mmで、外輪よりはるかに長い。

  • 分布・生育地 :
     本州(月山、朝日山地、飯豊山地) (国外:日本固有)
     亜高山〜高山帯の草地

  • 花期 :  8〜9月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体 2011年8月21日  山形県月山
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・頭花、下・茎葉(茎)    同  上

  • 撮影記 :
     天気予報では今週末は雨の予報はなかったし、昨日は予報どおりの好天だった。
     しかし、今朝はシトシト雨、今日は平坦なコースなので、雨でも何とかなるだろうと出発した。
     月山8合目でバスを降りると、雨は小降りながら風が強く飛ばされそう、それに震え上がるほど寒い。
     それでも、目的はこの花だけなので何とか撮影しようと出発するが、目的のコースは使う人が少ないのか道もわかりにくく、誰にも会わない。
     沢から猛烈な風が吹き上げる崖の上でこの花を見つけた。ほとんどが蕾であったが、やっと1株だけ咲いているのを見つけ、風の中時間をかけて撮影した。

  • 同じ科の仲間の花
頭花

茎葉・茎