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- 科名・属名 : キク科 カッコウアザミ属
- 特徴 :
草丈30〜70cmの1年草。帰化。
茎は直立し、長い白毛が生える。
葉は下部では対生、上部では互生し、円形〜広卵形で長さ3〜7cm、幅2〜5cm。先は円頭〜鈍頭、基部は浅い心形〜くさび形。縁には不揃いな浅い鋸歯があり、両面に毛がある。
頭花は枝先に散房状につき、淡紫色で径4〜5mm。総苞片は線状披針形で多数あり、ほぼ同長で先は尖り、長毛を散生する。
果実(痩果)はやや長楕円形で長さ約1.5mm、灰褐色で4稜があり、冠毛は花筒より短い。
- 分布・生育地 :
逸出帰化(熱帯アメリカ原産) (国外:世界の暖帯〜熱帯域) 道端、畑
- 花期 : 4〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2005年4月22日 沖縄県石垣島 中上・全体2 2017年9月5日 沖縄県西表島 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花 2015年4月11日 鹿児島県屋久島 左下・葉 同 上 右下・茎 2017年9月5日 沖縄県西表島
- 撮影記 :
熱帯アメリカ原産の植物で暖帯から熱帯地方にかけて広く帰化している。
花が美しく香りがよいので、場所によっては花卉として栽培されることもあるらしい。
日本では南西諸島に帰化しており、道端、畑、空地などでよく見かける。
南西諸島に通い始めた頃から見かけていたが撮影したカットは少なく、花や葉など細部はずっと後に撮影した。
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