- 科名・属名
: キク科 キク属
- 特徴
: 草丈40〜60cmの多年草。茎は叢生し、よく分枝する。葉は倒卵状くさび形で、長さ4〜5cm、幅1.5〜2.5cm。質はやや厚く、3浅裂〜中裂する。表面は緑色で、裏面は毛が密生し灰白色。
頭花はやや散房状につき、白色のちに淡紅色となり、径3〜4cm。総苞片は3列でほぼ同長。
- 分布・生育地
: 四国(徳島県) 川岸の岩上
- 花期
: 10〜12月
- 撮影場所・月日
: 1989年11月12日 徳島県那賀郡 右・花 同 左 右は拡大写真あり(写真をクリック)
- 撮影記
:
徳島県を流れる那賀川の中流域のだけに分布する野菊であるが、現地を訪れると、写真のように、川岸の岩上などで割合に多く見られる。
11月も半ばを過ぎると、暖かい四国でも山間部はそれなりに冷える。特にこの日は曇天で、川面を吹く風がやけに冷たく感じられた。
同じ科の仲間の花
|