ネコヤマヒゴタイ(猫山平江帯)

Saussurea modesta


ネコヤマヒゴタイ

  • 科名・属名
  • : キク科 トウヒレン属

  • 特徴

  •  草丈30〜70cmの多年草。
     根出葉や下部の葉は、披針形〜線状披針形で、葉柄も含めて長さ15〜15cm。茎葉の基部は茎に沿下する。
     頭花は少なく、密な散房状につき、花冠は紫色で、長さ約9mm。総苞は長さ9〜10mm、紫褐色でくも毛があり、総苞外片は卵状披針形〜披針形で、先は鋭尖頭。
     別名 キリガミネトウヒレン

  • 分布・生育地

  •  本州(関東〜中国地方) 山地の湿草原

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1997年8月23日 長野県霧ケ峰

  • 撮影記

  •  夏休みも終わりに近い8月末、それまで自分の花見だけで家族で出かけていなかった反省も含め、晩夏の霧が峰に家族旅行することにした。
     といっても花を見ることがメイン、家族サービスはおまけで、草原や湿地を巡る花見中心の旅行だった。
     そんな時この花に出会った。さすがに余り時間を掛けられない。光線状態は良くなかったものの撮影せざるを得なかった。
     つい最近その場所を訪れたが、十数年経っていて見つけることができす、当時の出来の悪い写真をアップすることになった。

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