ノアザミ(野薊)

Cirsium japonicum


ノアザミ

  • 科名・属名
  • : キク科 アザミ属

  • 特徴

  •  草丈0.5〜1mの多年草。
     根出葉は花時にも残り、長楕円形で羽状中裂する。茎葉は基部で茎を抱き、刺針は多くて鋭い。
     頭花は枝先に上向きに咲き、紅紫色で径4〜5cm。総苞は球形で、幅2唐cm、総苞片は6〜7列で直立し、粘着する。
     花の白いものがあり、
     シロバナノアザミ(f. albiflorum)という。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州  山野

  • 花期
  • : 5〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年5月20日 鳥取県岩美郡
     中・花 2011年7月15日 高知県土佐市
     下・白花 1993年8月1日 山梨県大菩薩峠
     下右・葉 2011年7月15日 高知県土佐市

  • 撮影記

  •  アザミ類はよく似ているうえに雑種もできやすく区別しにくいが、夏〜秋にかけて咲くものがほとんどで、春咲くアザミはこの花しかない。
     そのうえ、本州〜九州にかけての山野で普通に見られるので、普通アザミといえばこの花を指すと考えていいだろう。
     総苞は粘着し、真ん中の花の写真にもアリがくっついているのが見えるが、それで養分を摂っている訳ではない。
     まだ伸びきらない青い稲をバックに咲く紅いアザミを見ると、日本の田舎の原風景を感じさせる。

    葉

    同じ科の仲間の花
花

シロバナノアザミ