ノコギリソウ(鋸草)Achillea alpina |
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草丈50〜100cmの多年草。 茎は叢生し、軟毛が多い。 葉は互生し、線状披針形〜長楕円形で、長さ6〜10cm、幅0.7〜1.5cm。縁は櫛の歯状に中〜深裂する。葉柄はなく、基部はやや茎を抱く。 頭花は茎頂に散房花序となって密につき、舌状花は5〜7個、白色で径約1cm。 本州〜北海道 山地の草原 2004年7月18日 長野県霧ケ峰 中 同 上 下 1980年7月30日 北海道アポイ岳 ノコギリ(鋸)という武骨な名前は、長被針形の葉の縁が鋸の歯のように櫛の歯状になっていることからきている。 山地の草原などでよく見かけるが、分布は本州〜北海道ということになっていて、九州の高原に咲くものはアソノコギリソウという亜種とされている。 花の色は基本的に白色であるが、まれに紅色を帯びるものがあり、品種改良された園芸種には濃紅色のものも見られる。 夏から咲き出すので秋の花というわけではないが、高原でこの花を見かけると秋を感じるのは、その静かなたたずまいによるものだろうか。 同じ科の仲間の花 |
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