ノマアザミ(野間薊)Cirsium chikushiense |
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草丈70〜150cmの多年草。 茎は斜上、上部でよく分枝し、鋭角的に伸びる。 根生葉は花時には枯れ、下部につく葉は長楕円形〜披針形、長さ20〜35cm。羽状中裂〜深裂し、5〜8個の羽片があり、鋭い刺がある。 頭花は総状花序になって疎らに数個点頭し、総苞は筒形〜広筒形で径8〜13mm。総苞片は8〜9列で反曲し、外片は卵形で尾状に長く伸び、内片より僅かに短く、クモ毛がある。総苞は粘らない。 果実(痩果)は暗褐色で長さ約4.5mm。 九州(鹿児島県) 林縁 2011年11月18日 鹿児島県南さつま市 中、下左・花、下右・葉 同 上 アザミは種類が多くうえに葉の形も変化が多く、同定が難しいのでやや敬遠していた。 しかし、秋も深まってくると、アザミを外すと撮る花が一気に減ってしまうので、取り組みを始めた。 図鑑に南九州の野間岳を和名とするこのアザミが出ていたので、撮影行に出かけた際注意していた。 すると、この辺りでは、道端に生えているアザミは圧倒的にこの花で、何だか気が抜けた。 同じ科の仲間の花 |
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