オトコヨモギ(男蓬)Artemisia japonica |
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草丈40〜140cmの多年草。 茎は叢生し、毛はない。 花をつけない茎の葉はへら形で、長さ3.5〜8cm、上部に歯牙がある。 花をつける茎は、下部の葉は花時には枯れ、中部の葉はへら状くさび形で、長さ4〜8cm。上部は歯牙があるものが多いが、浅裂や羽状中裂〜深裂するものまで変化が多い。 頭花は円錐花序に多数つき、卵状球形〜長楕円状球形で、長さ約2mm、幅約1.5mm。総苞片は4列、外片は小さく卵形。 日本全土 日当たりのいい山野 1990年8月5日 北海道根室市 中 2009年11月15日 東京都日野市 下・無花茎 同 上 日本全土の丘陵地や山地に普通に見られる。 普通花のつく茎の葉はへら形で先に歯牙のあるものが普通であるが、写真のようにかなり中〜深裂するものまで変化が多い。 もともとヨモギの仲間は似ているだけに、変化が多いと区別しにくい。 同じ科の仲間の花 |
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