レブントウヒレン(礼文唐飛簾)

Saussurea riederii subsp. yezoensis var. insularis


レブントウヒレン

  • 科名・属名
  • : キク科 トウヒレン属

  • 特徴

  •  草丈5〜13cmの多年草。
     根出葉は花時には枯れ、茎葉は三角状卵形で、基部は翼となって茎に流れ、縁には鋭い鋸歯がある。。
     頭花は密な散房状に数個つき、花冠は淡紅紫色で、長さ約12mm。総苞は長さ12mm、総苞片の先端は尾状に伸びない。

  • 分布・生育地

  •  北海道(礼文、利尻島)
     海岸近くの草地、礫地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1984年7月21日 北海道礼文島
     下・総苞   同 上

  • 撮影記

  •  サロベツ、利尻、礼文島と回った夏休みの花見行。天候に恵まれ、予定していた夏の花の大部分を撮影できた。
     ほとんど人の来ない海岸近くの草地を歩くと、草丈の低いトウヒレンが咲いていた。
     礼文島の花の宝庫はこういう海岸近くの草地や礫地で、大部分の特産種を見ることができる。

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総苞