ルリアザミ(瑠璃薊)

Centratherum punctatum


ルリアザミ

  • 科名・属名

  •  キク科 ルリアザミ(ケントラテルム)属

  • 特徴

  •  草丈30〜50cmの多年草。逸出帰化。
     茎は下部が地を這い、分枝して先は直立する。
     葉は卵形〜長楕円形で、先は尖り縁に粗い鋸歯があり、両面に粗い毛がある。
     花は茎頂に1個つき、紅紫色で径2〜3cm。
     別名 ムラサキルーシャン、リンゴアザミ

  • 分布・生育地

  •  逸出帰化(ブラジル原産)  道端、荒地

  • 花期
  • :  3〜10月?

  • 撮影月日・場所

  •  2007年3月19日  沖縄県西表島
     下・花 2008年10月5日  鹿児島県屋久島

  • 撮影記

  •  最初にこの花に出会ったのは、西表島の人家から遠く離れた元廃車置場の空地だった。
     その後屋久島の山中の林道際でも見かけ、帰化植物とはわかったものの、手持ちの図鑑に該当する花は見当たらなかった。
     最近手に入れた帰化植物の図鑑にこの花の記載があり、やっと胸のつかえが下りた。
     園芸名ではムラサキルーシャンとも呼ばれ、沖縄では花壇によく植えられる花のようだ。
     普通の図鑑では園芸種の掲載は少ないため、逸出として撮影した園芸種の名前がわからないものがいくつかある。

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花