サワヒヨドリ(沢鵯)Eupatorium lindleyanum |
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草丈40〜90cmの多年草。 茎は直立し、上部には縮れ毛が密生する。 葉は対生し、披針形で長さ6〜12cm、幅1〜2cm。葉柄はなく、3行脈で、裏面には腺点がある。 頭花は茎頂や枝先に散房状に密につき、淡紫色まれに白色。総苞片は2列、5個の筒状花からなる。 日本全土 日当たりのいい湿地 1994年10月15日 茨城県西茨城郡 下・花 1985年10月10日 栃木県塩谷郡 夏から秋にかけての湿地、細い葉や茎の草が一面に茂るモノトーンのなか、抜きん出て咲くこの花は、遠くからでも確認ができる。 湿地の花は長靴でもないと近づけないが、この花は湿地でも普段は水に浸からない場所に咲くことが多く、足元もしっかりしていて撮影は容易だ。 ヒヨドリバナなどと似ているが、湿地という生育場所、細い葉や短い葉柄があること、花は普通紫色を帯びることなどを確かめれば間違えることはない。 同じ科の仲間の花 |