セイタカトウヒレン(背高唐飛廉)

Saussurea tanakae


セイタカトウヒレン

  • 科名・属名
  • : キク科 トウヒレン属

  • 特徴

  •  草丈70〜100cmの多年草。
     茎には狭い翼が必ずつく。
     根出葉は花時には枯れ、茎葉は互生し、心形〜広卵形で、長さ8〜15cm。先は短く尖り、縁に不規則な歯牙がある。
     頭花は総状につき、径約15mm。総苞は長さ約17mm、黒紫色で絹毛があり、総苞片は9列、最外片は広卵形。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東〜中部地方〜岡山県) 山地の草原

  • 花期
  • : 9〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1995年10月1日 長野県南佐久郡
     中・総苞 2010年9月20日 山梨県甲州市
     下・葉茎   同 上

  • 撮影記

  •  甲信越の草原や林縁で比較的よく見かけるトウヒレンで、茎につく広い翼が印象的なため全体の雰囲気もがっしりした感じがある。
     名前もセイタカ(背高)というように高さ1mを超えるものもあるが、普通は1m以下の花が多い。
     そのうえ、比較的遅い時期まで花をつけているせいか、秋も深まると、草原で目につくトウヒレンではこの花だけということも多い。
     時には他のトウヒレンと雑種を作るようで、山梨県のある高原の林下では、タカオヒゴタイとの雑種といわれるオンガタヒゴタイに出会ったことがある。

    同じ科の仲間の花
総苞

葉・茎