タイキンギク(堆金菊)

Senecio scandens


タイキンギク

  • 科名・属名
  • : キク科 キオン属

  • 特徴

  •  長さ2〜5mになるつる性の多年草。
     葉は長三角形で、長さ8〜11cm。先は鋭く尖り、下部のものは羽状中裂する。
     花は枝先にやや散房状に多数つき、径1.3〜1.4cm。舌状花は黄色で、長さ約9mm。総苞は筒状で、長さ5〜6mm、頭花の下に線形の小苞片を多数つける。

  • 分布・生育地

  •  本州(紀伊半島南部)、四国(高知県)
     海岸の崖

  • 花期
  • : 11〜3月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年11月23日 和歌山県日高郡
     中、下   同 上

  • 撮影記

  •  初めてこの花に出会ったのは、晩秋の室戸岬だった。斜面を覆い尽くすかのように広がる黄色の絨毯があちこちにあった。
     ごくありふれた花のように見えたが、紀伊半島でも四国でも南部の海岸にだけしかない分布の限られた花だ。
     ただ、晩秋でも晴天の日差しは強い。全体を写しこんだ写真はコントラストの強いギラついたもので今ひとつ気に入らなかった。
     その後、紀伊半島でもこの花に出会った。前の反省を生かし、柔らかな写真となるよう日差しの遮られるのをジッと待った。併せて、総苞片など見過ごしてきた部分も撮影した。

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花

総苞片