トウゲブキ（峠蕗）
Ligularia hodgsonii
- 科名・属名 ： キク科 オタカラコウ属
- 特徴 ：
- 分布・生育地 ： 北海道〜本州（東北地方） 低地〜山地の湿った草原、沢
- 花期 ： ７〜８月
- 撮影場所・月日 ： 1982年7月19日 北海道礼文島 右 1982年8月8日 北海道夕張岳
- 撮影記 ：
草丈３０〜８０ｃｍの多年草。全体的にがっちりした感じである。
根出葉は、フキに似て腎心形で長さ４．５〜１３ｃｍ、幅７．５〜２７ｃｍ。縁にはあらい鋸歯があり、葉柄の基部は長い鞘となる。
花は茎の先に５〜９個散房状につき、黄色で径４〜５ｃｍ。舌状花は７〜１２個、長さ約２７ｍｍ。花序だけにクモ毛がある。
別名 エゾタカラコウ
東北地方から北の海岸の草地に多いが、山地にもある。東北地方南部から南に分布するツワブキに似た感じがある。
礼文島の海岸沿いでは７月中旬頃から咲き初めるが、雰囲気は秋の風情である。
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