ウラジロチチコグサ(裏白父子草)

Gnaphalium spicatum


ウラジロチチコグサ

  • 科名・属名 : キク科 ハハコグサ属

  • 特徴 :
     草丈20〜70cmの1〜2年草。帰化。
     茎は基部で分枝し、横に伸びてから立ち上がり、白い綿毛を密生する。
     根出葉はロゼット状に多数つき、倒披針形〜広線形で幅が広く、基部も狭くならない。表面は光沢のある濃い緑色で、裏面には綿毛が密生して白く見える。先は円頭〜鈍頭。
     頭花は葉腋に固まって穂状につき、径3〜4mm。総苞片は、初め黄緑色で紅紫色を帯び、後に褐色になる。

  • 分布・生育地 :
     帰化(南アメリカ原産)
     本州(関東地方以西)〜九州 (国外:アメリカ、アジア、オーストラリアなど)
     乾いた道端、荒地、

  • 花期 :  4〜9月

  • 撮影月日・場所 :
     2005年5月22日  東京都日野市
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花 2015年4月12日  鹿児島県屋久島
     下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     最近、自宅近くの道端や多摩川の河原で、一番良く見かける帰化のハハコグサの仲間である。
     名前のように、葉の裏面は綿毛で真っ白く見え、表面の深緑色と対照的である。
     花期も春から夏ということであるが、秋になっても褐色になった花の残骸をよく目にする。

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花

葉