- 科名・属名 ： キク科 アゼトウナ属
- 特徴 ：
- 分布・生育地 ：
- 花期 ： ９〜１１月
- 撮影月日・場所 ：
- 撮影記 ：
草丈１０〜４０ｃｍの多年草。
茎は太くて短く根茎状になり、側枝を１０〜１５ｃｍ伸ばし、先端に根出葉をロゼット状につける。
根出葉は倒卵状さじ形で、長さ８〜１５ｃｍ、幅４〜７ｃｍ。上部に密につく倒卵形の葉は、長さ５．５〜８．５ｃｍ。
頭花は側枝の先に密につき、黄色で径１〜１．５ｃｍ。
本州（千葉、神奈川、静岡、伊豆諸島）
海岸の岩場、礫地
1993年9月19日 東京都神津島
中・花 2008年11月1日 神奈川県三浦半島
下 2008年9月21日 同 上
神津島からの帰り、海が荒れいつもと違う船着場からの乗船となった。出発を待つ間、近くを散策していて咲き始めのこの花に出会った。
キャベツの幼苗のような丸く厚い葉にありふれた黄色の花、どこにでもありそうな花であるが、千葉から静岡県の海岸の岩場にしか見られない。
とはいっても、三浦半島あたりの自生地に出かけると割合に普通で、秋口から晩秋まで花を見ることができる。
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