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- 科名・属名 : キク科 ヤブタビラコ属
注.APG分類では、学名(Lapsanastrum humilis)
- 特徴 :
草丈10〜50cmの2年草。
茎は柔らかく、倒れたり斜上する。
根出葉はロゼット状、葉身は広倒披針形で、長さ4〜20cm、幅1.5〜3cm、頭大羽状に深裂する。
頭花はゆるい散房状になり、黄色で径約8mm。小花は18〜20個。総苞は円筒形で、総苞内片は7〜8個。花後、果柄が曲がって下を向く。
果実(痩果)は長さ2〜2.5mmで、冠毛はなく、先端の突起はなく窪んでいる。
- 分布・生育地 :
北海道〜九州 (国外:韓国(済州島)、中国) 林縁、田の畦
- 花期 : 5〜7月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2009年5月16日 東京都日野市 中1・全体2 2019年4月23日 東京都八王子市 中2・全体3 2020年4月7日 神奈川県川崎市 (上、中1、中2は拡大写真あり、写真をクリック) 中3・花 2019年4月23日 東京都八王子市 中4・総苞 2024年4月28日 神奈川県川崎市 左下・果実(痩果) 2009年5月4日 東京都八王子市 右上・葉 2009年5月4日 東京都日野市 右下・茎 2017年5月11日 茨城県那珂市
- 撮影記 :
この花が未撮影だったのに気がつき、市内のある緑地を訪れた。花はすぐに見つかったが、どれも半開状態で花期は遅めの様子。何とか写せる株を探して撮影した。
この時期で花期が遅いわけがない、調べると花期は5〜7月となっている。色々考えると撮影した時間が午後3時過ぎあったことに思い当たった。この時間ではもう遅すぎるのかもしれない。もう少し早い時間に再訪することにした。
後日、昼ごろ訪れてみる(どうも近所だと早起きして出かけられない)。予想通り多くの花が開いていたが、それでももう閉じ気味の花が多数あり、ピークはもう少し早い時間のようだった。
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