ヤエヤマコウゾリナ(八重山髪剃菜)

Blumea lacera


ヤエヤマコウゾリナ1

  • 科名・属名
  • : キク科 ツルハグマ属

  • 特徴

  •  草丈40〜80cmの1年草。
     茎は直立、上部でよく分枝し、全体に柔らかい毛が少しある。
     根出葉は長楕円形で互生し、長さ7〜11cm、幅3〜5cm。先は円く、縁は不規則な歯牙縁か時には下部で条裂する。裏面には柔らかい毛がある。茎葉は上のほうにいくに従い小さくなる。
     花は茎の先に円錐状または偽穂状に多数つき、鐘形、黄色で長さ約1cm、総苞の外片は紫色となる。両性花と雌花がある。

  • 分布・生育地

  •  九州(奄美大島)、沖縄
     日当たりのいい山すその荒地、道端

  • 花期
  • : 2〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年3月16日 沖縄県西表島
     中 2006年3月20日  同 上
     花 2007年3月16日  同 上

  • 撮影記

  •  本州の花見が冬休みとなる12〜2月、南西諸島を訪れると冬とは思えないほど多くの花に出会うことができる。
     ほとんどの花が本州では見ることのできない花であるが、道端や荒地などでよく見られる大きて毛深いこの花などは、本土では似た種類がないだけにびっくりする。
     初めは何がなんだかわからなかったが、何度か訪れるうちこの花の属するツルハグマ属には幾種類かの仲間があることがわかった。
     一部を除いて似た感じのものが多いので、花の付き方、葉の様子、毛などを手がかりに同定するしかない。この花は花がやや密集してつくのが特徴で、最も一般的である。
     ただ、感じの少しずつ違う花も多く、ツルハグマ属の雑種もあるのではと、いつも疑心暗鬼にり、同定には悩まされる。

    同じ科の仲間の花
ヤエヤマコウゾリナ2

花アップ