ヤグルマギク(矢車菊)

Centaurea cyanus


ヤグルマギク

  • 科名・属名
  • : キク科 ヤグルマギク属

  • 特徴

  •  草丈50〜100cmの2年草。帰化。
     茎は直立し、密に分枝し、中空。
     葉は線形〜披針形で、下部の葉は羽状深裂、茎葉は線形で、基部は茎に流れて翼となる。
     頭花は径約5cm、濃青紫色の筒状花のみからなる。

  • 分布・生育地

  •  逸出帰化(ヨーロッパ原産)  道端、荒地

  • 花期
  • : 5〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年5月5日 東京都日野市

  • 撮影記

  •  多摩川の河原は、年に何度かある増水で表土が洗われるせいか、毎年同じ時期に歩いても生えている植物は異なっていることが多い。
     といってもそんな不安定な場所であるから植物は少なく、目につくのは帰化植物ばかりだ。それも、園芸種の逸出帰化のような花が年々増加している気がする。
     この花もそんな花の一つで、濃紫色の花はいかにも園芸種の雰囲気を漂わせ違和感が大きい。

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