ヤクシマヒヨドリ(屋久島鵯)

Eupatorium yakushimense


ヤクシマヒヨドリ

  • 科名・属名
  • : キク科 ヒヨドリバナ属

  • 特徴

  •  草丈50〜100cmの多年草。
     葉は対生し、長さ9〜14cm。3深裂するか2回3深裂し、裂片は長鋭尖頭で、鋭い鋸歯があり、裏面には腺点がある。葉柄は2〜2.5cm。
     頭花は密に散房状につき、小花は5個で白色〜淡紅紫色。総苞は4〜6mm、総苞片は10個。

  • 分布・生育地

  •  九州(屋久島)  渓流の岸

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年12月3日 鹿児島県屋久島
     下・葉   同 上

  • 撮影記

  •  ある花を確認に入った小さな沢、入口付近の苔むした斜面に、葉が3裂し裂片の細いこの花が咲いていた。
     こんな場所で、しかもこんな時期に、さすがにピークは過ぎた残り花だったが、思いがけないプレゼントに大喜びして撮影した。
     目的の花は見当たらなかったにもかかわらず、この沢沿いではヤクシマノギクもみつけ、予想外の2つのプレゼントで、すっかり舞い上がってしまった

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葉