ヤクシソウ(薬師草)

Youngia denticulata


ヤクシソウ1

  • 科名・属名
  • : キク科 オニタビラコ属

  • 特徴

  •  草丈30〜120cmの2年草。
     全体に無毛で、よく分枝する。
     根出葉はさじ形で固まってつくが花時には枯れ、茎葉は互生し、楕円形〜倒卵形で長さ5〜10cm、幅2〜5cm。基部は茎を抱く。
     花は枝先や葉腋に多数つき、黄色で径約1.5cm、花後下を向く。総苞は長さ約7mm、下部は膨れて硬くなる。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州 山野の日当たりのいい乾いた所

  • 花期
  • : 8〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  1998年10月28日 東京都八王子市
     下 1994年11月5日 栃木県下都賀郡

  • 撮影記

  •  真昼間でもやや橙味を帯びた晩秋の日差しに、眩しいまでの黄色が映えるこの花、花シーズンのトリを飾る花の一つである。
     この時期になると、フラッと散策に出かけても、つる性の植物や木の実が目に付くくらいで、目新しい花に出会えることはほとんどない。
     そのくせに、目立つ黄色のこの花は、ありふれているためカメラを向けることが少ない。
     長いこと植物の生態写真を撮り続けているが、いつの間にか希少種に目が向き、身の回りの自然観察が疎かになっていたことを反省するこの頃である。

    同じ科の仲間の花
ヤクシソウ2