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- 科名・属名 : キク科 アキノノゲシ属
- 特徴 :
草丈60〜200cmの1〜2年草。
葉は下部のものは普通羽裂し、葉柄には翼がない。中部のものは披針形で翼があるが、茎を抱かない。葉の表面は深緑色で、裏面はやや粉白色。根出葉は花時には枯れる。
花は狭い円錐花序となって多数つく。頭花は黄色で、径約1cm、上向きに咲く。総苞は長さ約1cm、内片は5個。小花は8〜10個ある。
果実(痩果)は扁平で翼があり、長さ3.5〜4mm、嘴は短く、両面に3肋がある。冠毛は白色。
- 分布・生育地 :
北海道〜九州 (国外:中国、サハリン、ベトナム) 山地の林縁、草原
- 花期 : 8〜9月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2006年9月16日 長野県大町市 中1・全体2 1994年9月2日 大分県大分郡 中2・全体3 2022年8月15日 東京都八王子市 (上、中1、中2は拡大写真あり、写真をクリック) 中3・花 2008年8月2日 長野県木曽郡 中4・総苞 2022年8月15日 東京都八王子市 左下・痩果・冠毛 同 上 右上・下部の葉 2008年8月2日 長野県木曽郡 右中・中部の葉 2022年8月15日 東京都八王子市 右下・葉(裏) 同 上
- 撮影記 :
真夏の低山は、花は少ないし、暑いし、修行のつもりで出かけるならともかく、ご免こうむりたい。
この時期、多くの花が咲き乱れる涼しく快適な高山につい足が向くのは仕方がない。
この花も近く高尾山でも何回かお目にかかっているが、絵になる株になかなか出会えなかった。
その後、長野県や大分県、それに近場の八王子市で見かけ、やっと細部を撮影することができた。
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