ヨメナ(嫁菜)kalimeris yomena |
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Aster(シオン)属に整理する考え方あり 草丈0.5〜1.2mの多年草。 茎は初め赤みを帯び、上部でよく分枝する。 葉は互生し、卵状楕円形で、長さ8〜10cm、幅約3cm。表面は光沢があり、縁に粗い鋸歯がある。 頭花は柄の先に1個ずつつき、帯青紫色で径約3cm。総苞片は3列、外片はやや短く、尖る。冠毛は長さ0.5mm。 本州(中部地方以西)〜九州 山野の湿った所、道端 2005年11月20日 高知県幡多郡 下・花 同 上 この花の仲間は西日本が本種であるのに対し、東日本ではカントウヨメナと分けられている。 違いは冠毛の長さで、本種はカントウヨメナの倍くらいあると言うことであるが、それでも0.5mm程度、ルーペでみてやっとわかるという短さである。 ただ、我々素人にとっては、生育地で判断するのが手っ取り早そうだ。 秋も深まった11月下旬、高知県の田んぼの土手で、短い秋の陽を惜しむかのように花を広げていた。よく見ると、花弁の丸っこいものや色の薄いものなど色々なタイプがあった。 同じ科の仲間の花 |