ユウゼンギク(友禅菊)

Aster novi-belgii


ユウゼンギク

  • 科名・属名
  • : キク科 シオン属

  • 特徴

  •  草丈30〜70cmの多年草。帰化。
     茎は直立し、無毛。
     葉は線状楕円形〜卵状披針形で、長さ5〜15cm、幅1〜2.5cm。質はやや厚く、先は鋭頭、縁は全縁か低い鋸歯があり、上部の葉は茎を抱き気味になる。
     頭花は多数つき、径2〜2.5cm。舌状花は20〜50個、紫色〜青紫色で、筒状花は黄色。
     総苞は皿形、総苞片は披針形〜狭披針形で、先が鋭頭。

  • 分布・生育地

  •  帰化(北アメリカ原産)  山野、道端

  • 花期
  • : 9〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  1991年9月16日 北海道小樽市

  • 撮影記

  •  9月〜10月頃、北海道をドライブしていると、道端で鮮やかな紫色〜青紫色のキクが咲いているのに気がつくだろう。
     色鮮やかな姿を友禅染に例えて名前が付けられているが、残念ながら北アメリカ原産の帰化種である。北海道では気候が合うのか、道端や荒地でよく見かける。
     この花に限らず、帰化種でも北海道には本州ではあまり見かけない花が多く、気候の特殊性を感じさせられる。

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