イワシャジン(岩沙参)

Adenophora takedae


イワシャジン

  • 科名・属名

  •  キキョウ科 ツリガネニンジン属

  • 特徴

  •  草丈30〜70cmの多年草。
     茎は細く垂れ下がる。葉は互生し、披心形または広線形で、長さ5〜15cm。
     花は総状花序で10個程度つく。花冠は紫色で鐘形。萼裂片は線形で、5〜8mm。

  • 分布・生育地

  •  本州(中部地方東南部、関東地方西部)
     山地の湿り気のある岩地

  • 花期
  • : 9〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  200年10月8日 神奈川県西丹沢

  • 撮影記

  •  岩の名前が付いてはいるとおり、林道脇や谷筋の岩場で見かけることが多い。
     特に林道脇では、落石防止用のネットの間から垂れ下がっていることもよくある。
     バスの便がなく林道歩きを強いられる西丹沢も、秋はこんな花が見られて気が紛れる。

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