キキョウ(桔梗)

Platycodon grandiflorum


キキョウ

  • 科名・属名
  • : キキョウ科 キキョウ属

  • 特徴

  •  草丈50〜100cmの多年草。
     太い黄白色の根茎があり、茎は直立する。
     葉は狭卵形で4〜7cm、先は尖り鋭い鋸歯がある。
     花は茎の先に数個つき、青紫色で淡紫色や白色もたまにある。花冠は鐘形で直径4〜5cm。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州 山野の草地

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2001年8月19日 愛知県新城市
     下 1990年8月19日 北海道アポイ岳

  • 撮影記

  •  秋の七草の一つとして、また秋の山野を代表する花として、昔から歌にも読まれている。
     この花は日当たりのよい山野の草原に生える。残念ながらそのような草地が減少していることや、掘り取られて減少している。
     全国に分布し、東日本ではやや少ないものの、西日本の草地では群生を見かけることも多い。
     下の写真は、北海道のアポイ岳に生えるアポイギキョウと呼ばれる背の低いタイプである。

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アポイギキョウ