ミゾカクシ(溝隠)Lobelia chinesis |
![]() |
草丈10〜15cmの多年草。 茎は細く地面をはって伸び、節から根を出して増える。 葉はまばらに互生し、披針形で、1〜2cm、波状の鋸歯がある。 花は葉腋から長い花柄を出し、白色で淡紅紫色を帯びた花を1個つける。花冠は5つに深裂し、裂片の先は尖る。 日本全土 田のあぜや溝際 1998年9月6日 千葉県市原市 中 2006年8月6日 沖縄県石垣島 下・花 同 上 田のあぜや溝の近くなど湿った所に群生している。 茎が地面を這って広がり、根を下ろして増えるので群落となることから、この和名が付けられている。 稲刈りが終わってしばらくたった水田は、米の収穫前には嫌われた雑草の天下だ。意外に多くの種類の花がある。 中には、見たこともない植物にお目にかかれるかもしれない。もっとも帰化植物が多いのが癪に障るが。 同じ科の仲間の花 ![]() ![]() |
![]() ![]() |