サワギキョウ(沢桔梗)

Lobelia sessilifolia


サワギキョウ

  • 科名・属名
  • : キキョウ科 ミゾカクシ属

  • 特徴

  •  草丈50〜100cmの多年草。
     茎は中空で分枝しない。葉は柄がなく、多数互生し、長さ4〜7cmの披針形で細かい鋸歯がある。
     花は茎の上部に総状花序につき、濃紫色の花が多数つく。花冠は上唇は2つに深く裂け、下唇は3つに浅く裂ける。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州 山野の湿地

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  1986年8月30日 神奈川県箱根
     アップ 1995年8月20日 栃木県那須
     ピンク 1991年8月18日 北海道根室市

  • 撮影記

  •  夏も盛りを過ぎる頃、草いきれでまだ暑い湿地で、涼しげな青紫色の花を咲かせる。
     山の湿地に多いが、平地の湿地や沼のほとりなどでも見かける。
     普通は下左の写真のように青紫色の花を多数つけるが、中には右下の写真のように、優しい感じがする淡い赤紫色の花も見かける。

    同じ科の仲間の花
花アップ ピンク花