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- 科名・属名 :
キツネノマゴ科 オドントネマ属
- 特徴 :
草丈2〜3mの低木状多年草。逸出帰化。
茎は根元の節から根を出し、数本が株立ち状に立ち、帯緑色で平滑。
葉は対生し、楕円状披針形で長さ15〜20cm、幅6〜9cm。先は鋭尖形、基部はくさび形、縁は全縁〜緩やかな波状縁、濃緑色で無毛。葉柄は長さ約1.5cm。
花は枝先や葉腋から円錐花序を作って多数つき、花冠は光沢のある濃紅色、管状、径1.3cm、筒部は長さ約2.5cm。2唇形で下唇は浅く3裂する。
- 分布・生育地 :
逸出帰化(メキシコ〜中央アメリカ原産) (国外:熱帯地域に広く帰化) 道端
- 花期 : ほぼ1年中?
- 撮影月日・場所 :
2015年10月7日 沖縄県国頭郡 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中、以下全て 同 上
- 撮影記 :
やんばるの森に向かう林道脇、道端の林縁に真赤な花をつけたこの植物を見かけた。
一見して帰化種、感じからすると園芸種の逸出と思われ、地元の花仲間に尋ねると「ベニツツバナ」と教えられた。
一番近い民家から数キロも離れた山中、逸出帰化に該当すると思い撮影した。
園芸種の逸出のようなので普通の植物図鑑には載っておらず、「日本帰化植物写真図鑑 第2巻」(全国農村教育協会刊)でやっと詳細が得られた。
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