ウロコマリ(鱗毬)Lepidagathis formosensis |
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草丈30〜60cmの多年草。 茎はやや木化して硬く、直立する。 葉は卵状楕円形〜長楕円形で長さ5〜16cm、幅2〜6cm、先は鋭く尖り、波状の鋸歯がある。 花は枝先または葉腋から1cm程度の花柄を伸ばし、その先に円筒状の小さな花が密集した穂状花序をつける。 花冠は白色、筒形で先は唇形となり、上唇は先が浅くへこみ、下唇は3裂する。 苞や萼には軟毛があるが、腺毛はない。 沖縄 常緑樹林下 2006年3月20日 沖縄県西表島 アップ 同 上 林道脇で咲き始めていた小さな白い花。同行のY氏が「何て言ったかな。リュウキュウのつかないやつ」と言われた瞬間、どういうわけかこの名前が口に出た。 実物も写真も見たことのない花であったが、見たいという気持ちが花に伝わったのだろうか。 和名の由来は、花穂にある苞が鱗のように密集するところからきているようだ。 初めて見たときは1花しかなかったので、2006年春、撮り直ししたが、今度はやや遅かった。 同じ科の仲間の花 |