イボタクサギ(いぼた臭木)

Clerodendrum inerme


イボタクサギ1

  • 科名・属名
  • : クマツヅラ科 クサギ属

  • 特徴

  •  半つる性の常緑低木。
     枝はよく分枝し、長さ2〜3mになり、樹皮は灰褐色。
     葉は対生し、卵状楕円形〜長楕円形で、長さ4〜10cm、幅2〜4cm。革質で光沢があり、全縁で先は尖り、揉むと臭気がある。
     花は枝の上部の葉腋から集散花序を出し、普通3個ずつつき、白〜帯紅白色で径1〜1.5cm、花筒は細くて長さ2〜2.5cm。先は5裂して平開する。雄しべは紫紅色を帯び、花冠から長く飛び出す。
     果実(核果)は倒卵形で長さ約13mm。

  • 分布・生育地

  •  九州(種子島以南)〜沖縄  水辺、海岸

  • 花期
  • : 4〜12月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年10月2日 沖縄県西表島
     中 2012年9月1日   同 上
     下・花   同 上

  • 撮影記

  •  マングローブ林の林縁や水辺、時には原野などでも見られ、沖縄ではほぼ1年中花を見ることができる。
     花は紫紅色を帯びた雄しべが花冠から飛び出した面白い形をしている。革質で光沢のある濃緑色の葉と白い花、紫紅色の蕊ののカラーバランスは結構印象的だ。
     和名もこの形のおかげですぐに名前を覚えることができた。
     花の形は違うが、葉を揉むと独特の臭気があるのでクサギの仲間であることがわかる。

    同じ科の仲間の花
イボタクサギ2

花