ホウライカガミ(蓬莱鏡)

Parsonsia laevigata


ホウライカガミ

  • 科名・属名

  •  キョウチクトウ科 ホウライカガミ属

  • 特徴

  •  長さ3〜5mにもなるつる草。
     茎の基部はやや木質化し、無毛で若い茎は灰褐色を帯びる。
     葉は対生し、楕円形〜広楕円形で長さ7〜13cm、幅3〜7cm。質は厚い革質で、先は円頭〜鈍頭〜微凹頭。葉脈が裏面に隆起する。
     花は茎頂または葉腋に集散花序をつくり、二又または三叉状に分枝する。花冠は淡緑黄色で径5〜7mm、5深裂する。雄しべは円筒状にくっついて花冠から突出する。

  • 分布・生育地

  •  喜界島、徳之島〜沖縄
     海岸近くの岩礁上や林縁

  • 花期
  • : 4〜10月?

  • 撮影月日・場所

  •  2004年7月12日 沖縄県西表島
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  南西諸島の海岸の近くの林縁などで見かける大型のツル性の植物で、目立たない黄緑色の花がまとまって咲き、上の写真では花とともに円筒状の果実も見える。
     地味な花であるが、蝶愛好家にはオオゴマダラという蝶の食草としてよく知られている。
     小さいころは昆虫少年で蝶が好きだったので、図鑑で見る姿や風に舞う新聞紙のように飛ぶという記述をみるにつけ心躍る蝶であった。初めて優雅に飛ぶその姿を見たときはやっと古くからの友に会えたような懐かしさを感じた。
     余談になるが、成虫だけでなく蛹も黄金色をしていて人気があり、飼育して増やそうとしている島もある。

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花アップ