アサザ(草冠に杏+菜or草冠に行+菜))

Nymphoides peltata


アサザ

  • 科名・属名
  • : ミツガシワ科 アサザ属

  • 特徴

  •  多年生の水草。
     地下茎は水底の泥の中を這い、太く長い茎を出す。
     葉は卵形〜円形で、直径5〜10cm。縁には波状の鋸歯があり、裏面は紫褐色で、葉柄は楯形につく。
     花は葉腋から数本の花柄を出し、水面上で花を咲かせる。花冠は黄色で直径3〜4cm、5深裂し、裂片の先はへこみ、縁は糸状に細かく裂ける。
     刮ハは狭卵形、種子は倒卵形で翼がある。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州  池や沼

  • 花期
  • : 6〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1997年9月6日 茨城県霞ヶ浦
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  全国的に少なくなっているこの花の復活のため、霞ヶ浦では「アサザプロジェクト」が活動していることが知られている。
     湖面を黄色に染めたこの花の群落は、写真では何度か目にしていたが、私が撮影に出かけた頃はまばらにこの花が見られるだけだった。
     それでも、青い湖面や空をバックにした黄色い花は印象的だった。早く昔のような一面黄色の絨毯という光景に会いたいものだ。
     この花の群落に出会えるかどうか別として、水際や田んぼ脇の水路には、トチカガミ、ゴキヅル、チョウジタデといった水湿地特有の植物が見られ、それなりに楽しめる場所である。

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