オオバイボタ(大葉水蝋)

Ligustrum ovalifolium


オオバイボタ1

  • 科名・属名 :
     モクセイ科 イボタノキ属
     注.APG分類では、学名(var. ovalifolium)

  • 特徴 :
     高さ2〜6mの半常緑低木。
     葉は対生し、葉身は楕円形〜倒卵形であるが変異が多く、長さ4〜10cm、幅2〜5cm。先は鋭頭または円みを帯び、全縁。質はやや厚く、濃緑色で光沢があり、両面とも無毛で中肋は表面で凹み、裏面で隆起する。側脈も明瞭で陽にかざすと透けて見える。葉柄は長さ3〜5mm。
     花は新枝の先に長さ、幅とも5〜10cmの大きな円錐花序となって多数つき、花冠は白色、漏斗形で長さ7〜8mm、先は4裂する。筒部は長く、裂片の2倍の長さがある。雄しべは2個、葯は長さ2.5〜3mm、花筒から飛び出る。
     果実はほぼ球形で径7〜8mm、紫黒色に熟す。

  • 分布・生育地 :
     本州〜九州 (国外:朝鮮)
     海岸近く

  • 花期 :   6〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     2016年6月10日  神奈川県藤沢市
     中上 2015年6月20日    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下、下右上    同  上
     下左・下右下 2016年6月10日    同  上

  • 撮影記 :
     前年、この花を捜しに神奈川県のある海岸に出かけ、やっとのことで咲き残りの株を見つけ撮影した。
     今年はもっと花盛りの状態をと思って前年より10日早く出かけたが、同時に全体が満開にならないようで、咲いている花もあれば蕾も終わった花もあるという、あまり満足のいく写真撮影はできなかった。
     この仲間は何種かありどれも似ているが、この花は海岸性ということもあってか、葉が厚くて光沢があり、花序が大きいのが特徴である。

  • 葉表

    葉裏

    同じ科の仲間の花
オオバイボタ2

花序

花