キュウリグサ(胡瓜草)

Trigonotis peduncularis


キュウリグサ1


  • 科名・属名 : ムラサキ科 キュウリグサ属

  • 特徴 :
     草丈15〜30cmの2年草。
     葉は互生し、長楕円形〜卵形で長さ1〜3cm、幅6〜15mm。先は円頭凸端か鈍頭、基部はやや円形、全縁で細かい圧毛がある。下部のものは長い柄があるが、上部のものは無柄。
     花は茎の先にサソリ形の花序を出して次々に咲き、花冠は淡青紫色で径約2mm。花後花序は長く伸び開出する。
     果実(分果)は4面体で褐色、無毛。
     別名 タビラコ

  • 分布・生育地 :
     日本全土 (国外:アジアの温帯〜暖帯)
     道端や畑、庭 

  • 花期 :  3〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     1997年3月30日  山梨県甲府市
     中上・全体2 2005年4月3日  東京都八王子市
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花 2015年3月25日  沖縄県国頭村
     左下・果実 2017年5月2日  東京都稲城市
     右下・葉 2015年3月25日  沖縄県国頭村

  • 撮影記 :
     分布は日本全土で、畑や道端などでごく普通に見られる。
     分布域の広い植物は沢山あるが、北海道〜九州という花が多く、沖縄にまで分布する花となると以外に少ない。
     葉をもむと胡瓜の臭いがすることからこの和名がつけられている。
     春先どこにでも見られ、花は小さいが、よく見ると青紫色の可愛い花である。

  • 葉

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キュウリグサ2

花

若い果実