ムラサキ(紫)

Lithospermum erythrorhizon


ムラサキ1

  • 科名・属名
  • : ムラサキ科 ムラサキ属

  • 特徴

  •  草丈30〜70cmの多年草。
     根は太く、シコニンという色素を含み、乾くと濃紫色になる。
     葉は互生し、披針形で長さ3〜7cm、粗い毛が多く、脈が表面にへこむ。
     花は直径8mm程度、白色で喉部は黄色を帯びる。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州  山地、丘陵の草地

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年6月28日 山梨県甲州市
     中 1994年7月17日 山梨県南都留郡
     下 2008年6月28日 山梨県甲州市

  • 撮影記

  •  昔、この根を使って紫の染料として使われたことからこの和名が付けられている。花の名前は「紫」であるが、花は白く夏の初めの頃咲く。以前は多産したという話も聞くが、最近では滅多に見かけない。
     以前に出会った時は、わずか1輪の花を見ただけ。それも雲行き怪しく雷鳴が轟き、早々に退散させられたため不満が残っていた。
     山梨のある山には今でもあると聞き、梅雨の中休みを狙って出かけてみた。目的の花の一つはすぐに見つかったものの、この花は全く見当たらない。咲いている花を見るとまだこの花を見るには早すぎたようだ。
     あきらめて山を下り始める。時間が遅くなったせいか誰ともすれ違わない。そろそろ草原とも別れ谷筋かなというあたり、突然3本立ちのこの花に出会った。どの株も2〜3花咲かせている。静かな草原を独り占めし、ゆっくり撮影した。

    同じ科の仲間の花
ムラサキ2

花アップ