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- 科名・属名 : ナス科 ナス属
- 特徴 :
高さ1〜2mの低木。逸出帰化。
幹は小枝を多数分枝する。
葉は互生し、葉身は楕円形〜披針形、長さ5〜12cm、幅1.5〜3.5cm。先は鋭形〜鋭尖形、基部はくさび形、縁はわずかに波打ち、両面無毛。葉柄は長さ約1cm。
花は葉に対生するか茎の途中から散形花序を出し、3〜10個の花をつける。花冠は径約1cm、黄白色〜淡桃色。
果実(液果)は球形、径1〜1.5cm、黄色から橙色に熟す。
- 分布・生育地 :
逸出帰化(中国〜インド原産) (国外:旧熱帯区やオーストラリア、台湾に帰化) 道端、空地
- 花期 : 4〜12月(一年中?)
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2017年11月7日 沖縄県名護市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花、以下全て 同 上
- 撮影記 :
沖縄では空地や道端などで見かけるが、まだ本土には帰化していないようだ。
元々は1979年、台湾から観賞用として導入されたものが逸出帰化したとのことだ。
ナス科は帰化種が多く、しかも見栄えのしない小さい果実のものが圧倒的だが、径1cmを越える橙黄色の実は確かに観賞用としての価値はありそうだ。
沖縄県北部、住宅街の空地に生えていたが、花も実も同時に見られ、花期はかなり長そうだ。
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