ノヂシャ(野萵苣)

Valerianella locusta


ノヂシャ

  • 科名・属名 : オミナエシ科 ノヂシャ属
     注.APG分類ではスイカズラ科(CAPRIFOLIACEAE)

  • 特徴 :
     草丈10〜30cmの1,2年草。帰化。
     茎は二又状に数回分枝する。
     葉は対生し、長倒卵形〜長楕円形で長さ2〜4cm。質はやわらかい。
     花は枝先に10〜20個つき、花冠は漏斗状、淡青色で直径約2mm、先は5裂する。
     葉はサラダとして食用にされる。

  • 分布・生育地 :
     帰化(地中海原産) (海外:ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなどで逸出帰化)
     本州〜九州 道端、堤防

  • 花期 :  4〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     2005年4月17日  東京都多摩市
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花    同  上
     下・葉 2015年4月24日  東京都府中市

  • 撮影記 :
     ヨーロッパ原産の帰化植物で、サラダに使われていて、日本にも江戸時代栽培種として持ち込まれたようだ。
     ただ、現在の日本で栽培しているという話は聞いたことがなく、もっぱら川原の土手などで見かけることが多い。
     多摩川の堤防上でも、春淡い青色の柔らかな感じの花を良く見かける。

  • 同じ科の仲間の花
花

葉