|
- 科名・属名 : オミナエシ科 オミナエシ属
(注.APG分類ではスイカズラ科(CAPRIFOLIACEAE))
- 特徴 :
草丈10〜15cmの多年草。
根元から出る葉はさじ形で長い柄があり、羽状に深く裂ける。
花序の枝は片側に白毛が著しく生える。
花茎の先に小さな花がまとまってつき、花冠は黄色で5裂し、直径約4mm、距はない。
- 分布・生育地 :
北海道 高山(北部の海岸)の礫地
- 花期 : 6〜8月
- 撮影月日・場所 :
1983年6月11日 北海道礼文島 下・花 1979年7月19日 北海道大雪山
- 撮影記 :
キンレイカの仲間で高山植物と言いきれるのはこの1種だけで、高山の礫地に生え、大雪山では山上の構造土の上に咲いていた。
しかし、礼文島では海が見える海岸近くの岩礫地に咲いていて、高山植物というと何となく変な気がする。
高さ15cm以下と小さく、他の植物のあまり生えない礫地にしがみつくように、黄色い花をビッシリつけて咲いている。
同じ科の仲間の花
|