ハクサンオオバコ(白山大葉子)Plantago hakusanensis |
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草丈7〜20cmの多年草。 葉は根元に5〜10枚束生し、楕円形〜倒卵状楕円形で、長さ3〜8cm、幅2〜4cm。葉には3〜5個の平行脈があり、表面にわずかに毛がある。 花は1〜5本伸びた花茎の先に穂状花序にまばらにつく。花冠は赤褐色で長さ2〜2.5mm。雄しべは花冠の先に突き出す。 本州(白山以北の日本海側) 高山の雪田跡の湿った草地 2006年7月22日 山形県月山 夏スキーで有名な月山は、雪田跡に湿性の高山植物が多く見られる。 この年は雪解けが遅く、普通の年なら登山道が見えるはずの所も、雪の下だった。 そんな雪田脇の雪が溶けたばかりの湿地に、目立たないこの花が咲いていた。 写真ではわかりにくいが、スライドをルーペで見ると、葉の表面に少し毛が生えている。 毛のないものはケナシハクサンオオバコというそうで、同じように雪田跡に生える。 同じ科(属)の仲間の花 |