サンプクリンドウ(三伏竜胆)
Comastoma pulmonarium subsp. sectum
科名・属名
:
リンドウ科 サンプクリンドウ属
特徴
:
草丈5〜20cmの越年草。
葉は長楕円形から広披針形せ先は丸い。
花は淡紫色で茎頂の葉腋に1〜数個つく。
花の白いものがあり
●
シロバナサンプクリンドウ(f. albiflorum)
という。
分布・生育地
:
本州(南アルプス、八ヶ岳) 高山の草地
花期
: 8〜9月
撮影月日・場所
:
2005年9月3日 山梨県北岳
中 同 上
アップ 1977年8月26日 同上
撮影記
:
久しぶりに訪れた初秋の北岳。
登山者の多さ、梯子の充実やロープ囲いの増えたことよりも、昔はそれほどでもなかったはずの登りのきつさに時の流れを感じながら、お花畑に立った。
初秋の北岳に咲く3種のリンドウ類のうち、この花は簡単に見つかった記憶があったが、その通りにすぐに見つけた。
ただ、写真のように多くの花を付けた株があった記憶はなく、増えているような気もした。
前には気づかなかった
シロバナサンプクリンドウ
もポツポツ見られた。
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