チシマセンブリ(千島千振)
Swertia tetrapetala var. tetrapetala
科名・属名
: リンドウ科 センブリ属
注.APG分類での広義の学名(S. tetrapetala)
特徴
:
草丈10~30cmの1年草、越年草。
茎は時にやや分枝し、断面は四角形。
根出葉はなく、茎葉は対生し、葉身は三角状披針形、長さ2~3cm。基部は円く、葉柄はない。
花は茎頂や上部の葉腋にやや密な円錐花序となり、」多数つく。花冠は花弁状に4深裂し、径8~15mm、淡紫色~淡青紫色で暗紫色の細点があり、裂片は卵状長楕円形で、長さ3~11mm、平開し、中央付近に蜜腺溝が1個あり、縁に柱状毛が多数あるものからないものまで変化が多い。萼も4深裂し、裂片は披針形、長さはまちまち。雄しべは花冠裂片と同様に4個あり、その基部につく。
果実(蒴果)は花冠裂片と同長蚊少し長い。種子は卵形で扁平、褐色で滑らか。
花の白いものがあり、
●シロバナチシマセンブリ(f. albiflora)という。
(左下の写真)
分布・生育地
:
北海道~本州(中部地方以北) (国外:朝鮮、中国(東北部)、千島列島、サハリン)
海岸~山地の草地
花期
: 8~9月
撮影月日・場所
:
上・全体1 1990年8月18日 北海道アポイ岳
中上・全体2 1990年8月18日 北海道様似郡
(上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
中下・花 1990年8月18日 北海道アポイ岳
左下・シロバナ、右下・葉 同 上
(左下は拡大写真あり、写真をクリック)
撮影記
:
コロナ禍で花見のための遠出もままならないので、フィルムと撮影データの再整理をおこなうことにした。
すると、この花をHPにアップしていなかったことに気がついた。
狭義の本種と、エゾタカネセンブリの区別が十分できず、そのまま放置していたようだ。
アポイ岳で写したものは狭義で見ればエゾタカネセンブリかもしれないが、ここでは海岸で撮影したものも含め広義の本種としてアップすることにした。
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