ハマボッス(浜払子)

Lysimachia mauritiana


ハマボッス

  • 科名・属名 : サクラソウ科 オカトラノオ属

  • 特徴 :
     草丈10〜40cmの多年草。
     茎は根元で枝分かれして直立し、円柱形で稜がある。
     葉は互生し、倒卵形〜倒披針形で長さ2〜5cm、幅1〜2cm。多肉質でツヤがあり、先は鈍頭、基部は細くなるが柄はない。
     花は茎の先の葉状の苞の腋ごとに1花つけて総状花序となり、花冠は白色で、径1〜1.2cm。萼は緑色で深く5裂し、多くの黒色の腺点がある。
     果実(刮ハ)は球形で、径4〜6mm。
     花の色が紅色を帯びる品種があり、
     ベニバナハマボッス(f.rorea)という。

  • 分布・生育地 :
     日本全土 (国外:台湾、中国〜インド、太平洋諸島)
     海岸

  • 花期 :  3〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     1994年5月2日  東京都伊豆七島
     下・紅花 2014年3月24日  沖縄県与那国島
     (2枚とも拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     海岸の岩地や砂地に多く、沖縄では3月始めにはもう咲き出していた。
     本州では5〜6月頃が花のピークで、このころ海岸に出かけると本種の白い花を眼にすることができる。
     小さいけれど厚くツヤのある葉は、海岸での生き抜く厳しさを教えてくれる。
     沖縄では下の写真のようなピンク色のベニバナハマボッスと呼ばれる品種の方が多く(写真のものは特に色が濃いが)、特にピンクの濃い花は、白いものとはまるで別種のようだ。

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ベニバナハマボッス