ミヤマコナスビ(深山小茄子)

Lysimachia tanakae


ミヤマコナスビ1

  • 科名・属名
  • : サクラソウ科 オカトラノオ属

  • 特徴

  •  地を這う多年草。
     茎は褐色を帯びた軟毛がある。
     葉は対生し、卵円形で、長さ、幅とも1〜1.5cm。葉肉内に黒い腺点と腺条がある。若い時は軟毛があるが、その後やや無毛となる。
     花はク茎の上部の葉腋ごとにつき、黄色で径8〜10mm、5深裂する。花柄は2〜3.5cm、萼は5深裂し、裂片は倒披心形で先はやや鈍頭。

  • 分布・生育地

  •  本州(紀伊半島)、四国、九州
     山地の林下

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  2009年6月12日 熊本県阿蘇
     中、下、左・右   同 上

  • 撮影記

  •  コナスビの仲間は南の地方に分布の中心があり、比較的珍しい種類が多い。この花も関東地方などでは見られず、サクラソウ科好きの私としてはぜひ見たい花の一つであった。
     色々情報収集した結果、熊本県阿蘇に出かけることにした。梅雨時、天候が心配されたが、天候よりも飛行機の機材故障で2時間近くも出発が遅れ、登山口に着いたのは昼過ぎになってしまった。
     気持ちはあせっても身体はそう簡単に言うことを聞かない。蒸し暑く、大汗をかき、フウフウいいながら登る。思ったより簡単に花を見つけ、目的達成とばかり一生懸命写す。
     写し終えて歩を進めると、もっと見事な群落が現れた。前の株とは比較にならない。また、一杯写す破目になった。こういう時フィルム撮影では非常に悔しい。

    葉

    同じ科の仲間の花
ミヤマコナスビ2

萼