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- 科名・属名 : サクラソウ科 オカトラノオ属
- 特徴 :
草丈30〜80cmの多年草。
茎は直立または斜上し短く分枝する。
葉は互生、卵形で長さ5〜10cm、幅2〜4.5cm。両端が尖り、長さ1〜2.5cmの葉柄がある。
花は上部の葉腋ごとに1花つけ、下向きに咲き、花冠は黄色で径1〜1.2cm。先は5裂し反り返る。花柄は長さ2〜6cm。
果実(刮ハ)は球形で径約6mm、下向きで灰白色。
- 分布・生育地 :
本州(関東地方南部以西)〜沖縄 (国外:日本固有) 暖地の海岸近くの林下
- 花期 : 7〜8月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1989年7月16日 高知県室戸市 中上・全体2 2012年6月10日 沖縄県西表島 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花、左下・果実(未熟) 同 上 右下・葉 2017年9月3日 同 上
- 撮影記 :
よく撮影に出かけた高知県の室戸岬は、黒潮に向かって突き出した岬のせいで南方系の植物が多い。
春3月〜12月まで色々な種類の花が咲き、中には他ではあまり見られない花もある。
この花は24番札所最御崎寺に向かう遊歩道際に咲いていた。花も小さく気をつけていないと見逃してしまう。
八重山諸島でも林下で時々見かけるが、6月初めというのにもう果実もついていた。
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