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- 科名・属名 : サクラソウ科 ルリハコベ属
- 特徴 :
草丈10〜20cmの1年草。
茎は4稜があり、よく分枝して斜上する。
葉は卵形で対生し、長さ1〜2.5cm、幅0.5〜1.5cm。先は短く尖り、基部は円形。白緑色で無毛。
花は葉腋から2〜3cmの細い花柄を出して1花つける。花弁は瑠璃色で径1〜1.3cm、5深裂し、中心部は濃紅色。
果実(刮ハ)は長い柄に先に下向きにつき、球形で径約4mm。熟すと上部が蓋のように落ちて黒い種子を散らす。
- 分布・生育地 :
本州(伊豆七島、紀伊半島)、四国〜沖縄 (国外:熱帯地方に広く分布) 海岸近くの道端、畑
- 花期 : 3〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1988年4月3日 高知県室戸市 中上・全体2 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花 2015年4月11日 鹿児島県屋久島 左下・果実(未熟果) 2019年2月6日 沖縄県島尻郡 右上・葉 2015年4月11日 鹿児島県屋久島 右下・茎 2019年2月6日 沖縄県島尻郡
- 撮影記 :
春先、海岸近くに群生して咲く。ルリ色の花は美しく、比較的淡い色の花が多い春には印象的だ。
この写真は高知県室戸市の海岸近くに咲いていたが、沖縄では海岸から離れた道路脇や畑にも群生しており、帰化植物とされている。
花は日が出ている時に咲き、曇りの日や夕方は閉じているため、株は沢山あっても開いていなくてがっかりすることも多い。
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