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- 科名・属名 : シソ科 シロネ属
- 特徴 :
草丈30〜70cmの多年草。
茎は四角形で直立する。
葉は対生し、披針形〜広披針形で長さ4〜8cm、幅1〜1.5cm。質は厚く光沢があり、縁には鋭い鋸歯がある。
花は葉腋に群がってつき、花冠は唇形、白色で長さ約5mm。萼は5中裂し、萼裂片は三角状披針形で先は刺状になる。
果実(分果)はくさび形方扁3稜形で長さ約1.5mm。
- 分布・生育地 :
北海道〜九州 (国外:朝鮮、中国(東北部)、シベリア(東部)) 山野の湿地
- 花期 : 8〜10月
- 撮影月日・場所 :
1996年8月25日 茨城県西茨城郡 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中 1997年9月7日 同 上 下左・花 2003年9月13日 岐阜県恵那市 下右・葉 2015年8月24日 群馬県前橋市
- 撮影記 :
シロネの仲間の写真をチェックしていたら、この花のカットが一番多い。シロネの仲間ではこの花が最も普通種ということになるのだろうか。
群がっているより、やや独立して生えている場合が多く、葉が細いので比較的同定は容易である。
草丈が比較的高い割には小さい花を葉腋に多数つけ、パッとしない花である。
ただ、小さな花をアップしてみると、花弁の赤紫色の斑紋がアクセントになっていてなかなか可愛い花である。
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