ケサヤバナ(毛鞘花)

Coleus formosanus


ケサヤバナ1

  • 科名・属名
  • : シソ科 サヤバナ属

  • 特徴

  •  草丈30〜50cmの多年草。
     葉は卵円形〜菱形状卵形で長さ4〜6cm、先は鈍頭で鈍い鋸歯がある。両面に白い短毛が密生する。
     花は茎頂に7〜10cmの穂状花序となり、密に花をつける。花冠は青紫色で唇形、上唇は全縁で凹面、下唇は3裂する。

  • 分布・生育地

  •  沖縄(与那国島)  隆起石灰岩上

  • 花期
  • : 10〜12月?

  • 撮影月日・場所

  •  2005年12月2日 沖縄県与那国島
     上は拡大写真あり(写真をクリック)
     中、下  同 上

  • 撮影記

  •  与那国島の特産種というだけで事前の情報収集もかなわず、どんな花か見当もつかないまま島に出かけた。
     とりあえず、ありそうな雰囲気の場所を目指したが、今年は度重なる台風で道端の木は坊主状態、一層心配になった。
     目的の場所もほとんど花をつけている植物はない。あきらめの気持ちが湧きはじめた瞬間、石灰岩上に変わった花を見つけた。何とはなしに「これだ」と思った。
     シソ科の花とは思えないような丸い葉に50cmもあろうかという花茎がのび、変わった形の青紫色の花をつけていた。
     写真も情報も少ない植物との出会いは、いつも感動する。ただ、花期には少し遅かったらしく、花の落ちた花柄だけの株が多かった。
     その後、島内をくまなく回ったが、他では見ることがなかった。

    同じ科の仲間の花
ケサヤバナ2

花アップ