ケサヤバナ(毛鞘花)Coleus formosanus |
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草丈30〜50cmの多年草。 葉は卵円形〜菱形状卵形で長さ4〜6cm、先は鈍頭で鈍い鋸歯がある。両面に白い短毛が密生する。 花は茎頂に7〜10cmの穂状花序となり、密に花をつける。花冠は青紫色で唇形、上唇は全縁で凹面、下唇は3裂する。 沖縄(与那国島) 隆起石灰岩上 2005年12月2日 沖縄県与那国島 上は拡大写真あり(写真をクリック) 中、下 同 上 与那国島の特産種というだけで事前の情報収集もかなわず、どんな花か見当もつかないまま島に出かけた。 とりあえず、ありそうな雰囲気の場所を目指したが、今年は度重なる台風で道端の木は坊主状態、一層心配になった。 目的の場所もほとんど花をつけている植物はない。あきらめの気持ちが湧きはじめた瞬間、石灰岩上に変わった花を見つけた。何とはなしに「これだ」と思った。 シソ科の花とは思えないような丸い葉に50cmもあろうかという花茎がのび、変わった形の青紫色の花をつけていた。 写真も情報も少ない植物との出会いは、いつも感動する。ただ、花期には少し遅かったらしく、花の落ちた花柄だけの株が多かった。 その後、島内をくまなく回ったが、他では見ることがなかった。 同じ科の仲間の花 |
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