コショウハッカ(胡椒薄荷)

Mentha piperita


コショウハッカ

  • 科名・属名
  • : シソ科 ハッカ属

  • 特徴

  •  草丈50〜80cmの多年草。帰化。
     茎はよく分枝し、全株無毛。揉むと強いハッカの香りがある。
     葉は長楕円形で、先は鋭く、縁に鋭い鋸歯がある。
     花は茎や枝の先に長い穂状に多数つく。花冠は淡紅紫色で、萼歯はほぼ三角形となる。
     別名ペパーミントとしてよく栽培されている。

  • 分布・生育地

  •  逸出帰化(ヨーロッパ原産) 道端、畑の縁

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2006年8月26日 長野県北安曇郡
     花アップ  同 上

  • 撮影記

  •  ハーブ栽培が人気で、いろいろな種類のハーブが栽培されている。そのせいか、道端や空地などで逸出帰化しているハッカの仲間を時々見かける。
     白馬山麓の用水路際で見かけたこの花も、どこかの庭か畑から種子が飛んできたのだろう。
     図鑑を見ると色々な種類があって同定しづらい仲間であるが、植物体に毛がないことや葉の形などで本種と判断した。

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花アップ