ミヤマナミキ(深山浪来)

Scutellaria shikokiana


ミヤマナミキ

  • 科名・属名
  • : シソ科 タツナミソウ属

  • 特徴

  •  草丈5〜15cmの多年草。
     茎は上部に開出する腺毛が散生する。地下には細い地下茎がある。
     葉は広卵状三角形で、長さ2〜3cm、幅1.5〜2.5cm。質は薄く先は尖り、縁には数個の深い鋸歯があり、1.5〜2.5cmの葉柄がある。
     花は茎の先にまばらに唇形花をつけ、花冠は長さ7〜8mm、白色でわずかに淡紅紫色を帯びる。萼には開出毛がある。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方以西)〜九州
     山地の林下

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1995年8月19日 東京都三頭山

  • 撮影記

  •  三頭山は東京都の山であるが、深山の植物が豊富で時々花見行に出かける。
     そんなに高い山ではないが、沢沿いは涼しい風が吹きぬけ、多くの人で賑わっている。
     そんな沢沿いの登山道際にこの花は咲いていて、汗拭きも兼ねての撮影となる。

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